wrai

Research / wrai-vortex

探究の深まりを、
渦としてとらえる。

wrai-vortex は、生徒とらいくんの対話ログから、探究の深まりを自動でとらえる研究プロジェクトです。

探究は、
一直線には進まない。

探究の4段階(課題の設定・情報の収集・整理分析・まとめ表現)を回る方向、思考の深さを中心へ向かう方向とする座標をつくると、一つひとつの会話を、そのまま軌跡として描けるようになります。前の段階へ戻ることは、後退ではなく渦の一部です。

課題の設定 情報の収集 整理・分析 まとめ・表現浅い深い会話のはじまり

発話ひとつひとつに、3つのラベルをつける。

エンジンは、生徒の発話1件ごとに次の3つを判定します。この3つを対話の流れに沿って追うと、一人ひとりの探究が「渦」のどこを回っているかが見えてきます。

01

探究の内か、外か

いまの発話は探究の話をしているか、それとも挨拶や雑談か。教室の対話には、探究以外の言葉もたくさん混ざっています。

02

探究のどの段階か

テーマ設定・情報収集・整理分析などの、どこにいるか。探究の過程を示す公知の4段階を土台にしています。

03

思考の深さ

事実を並べているだけか、結びつけて考えているか。学習の深さをとらえる公知の枠組みである SOLO タキソノミーを土台にしています。

一発勝負で、検証した。

実際の高校授業の対話ログを使い、エンジンが一度も見ていない授業回に、やり直しなしの1回きりのテストを行いました。特筆すべきは、訓練データなしで動くこと——授業のテーマや進め方が変わっても、作り直す必要がありません。

探究の内/外の判定

統計的に有意(p = 0.0016)

wrai-vortex

0.000

訓練あり手法の最高

0.000

キーワードルール型

0.000

探究の段階の判定

訓練あり手法と同着

wrai-vortex

0.000

訓練あり手法の最高

0.000

思考の深さの判定

未達・改善中

wrai-vortex

0.000

訓練あり手法の最高

0.000

軽さは、プライバシーのためでもある。

大規模な外部AIに生徒の会話を送らなくても、手元の小さなサーバで判定が完結する——教育データを扱う研究として、この軽さ自体を設計目標にしています。

数ms

1発話あたりの判定時間

325MB

ピークメモリ。小さなサーバで動く

0件

必要な訓練データ

共同研究・実証にご関心のある方へ

探究学習とAIの研究にご関心のある学校・研究者の方は、お気軽にお問い合わせください。